大学と専門学校のダブルスクールで勉強中

大学での紗希さんの専攻は、社会学。家にいるときはゲームや手芸をしていることが多いそうで、自作のパッチワークを見せてくれました。手先が器用なのか、細かな作業に集中するのを心地よく感じるようです。友だちと出かけることもあり、「ゲームセンターでリズムゲーム対決をしたりもしますよ」と、普段の様子を語ってくれました。今でも年に1、2回ほど脚に強い痛みを感じることもありますが、中学、高校の頃のように激痛が毎日続くことはないそうです。


また、大学に通いながら、税理士になることをめざして専門学校でも勉強しているとか。「ちょっと時間はかかるかもしれませんが、税理士試験に合格するのが今の夢であり、目標になっています」

Vol.1 トップ
BIOGRAPHY & Words
生まれてすぐに見つかった、褐色のあざ 病気と認めたくなかった 小学6年生から痛み止めを服用も、治まることのない痛み 今、記憶に残っているのは寄り添ってくれた両親の姿 痛みとともにあった学校生活 思い出されるのは修学旅行 医師や学校の先生との出会いが支えになった 大学と専門学校のダブルスクールで勉強中 さまざまな時期を乗り越えて今、NF1とどう向き合うか